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朝、ガレージでプラグを抜く。エンジン始動の振動も音もない。 「スッ……」と滑り出すような加速。この未来感に惚れて、俺はガソリン車を捨ててEVに乗り換えた。 「これからは電気の時代だ。V2H(家への給電)もできるし、災害対策にもなるし、何より加速がスポーツカー並みだしな」 家を建てた時のローンに、さらにEVのローンを上乗せして手に入れた、俺なりの「賢い選択」だった。
だが、SNSに「朝の静かなドライブ、最高です」と投稿した瞬間、通知欄には「本音」という名の冷水が浴びせられる。
「あ、噂の『充電待ちガチャ』に並ぶ人ですね(笑)」 「冬の暖房入れたら航続距離半分になるの、どんな気持ちですか?」 「バッテリー劣化したらリセール二束三文ですよ。負債を買いましたね」 「結局、火力発電で電気作ってるんだから、環境に良いってのは建前でしょ?」
スマホを閉じ、冬の高速道路を走る。 確かに、外気温が下がると航続可能距離の数字がみるみる減っていく。サービスエリアの急速充電器に到着すると、先客が2人。……30分待ち確定だ。隣でガソリン車が3分で給油を終えて去っていくのを見送る時、正直、胃のあたりが少し重くなる。
「パパ、まだ終わらないの?」 後部座席で子供が退屈そうに聞く。 「……もうちょっとだよ。ほら、この車は空気を汚さないし、静かだろ?」 自分に言い聞かせるように答える。
でも、30分の充電を終えて本線に合流し、アクセルを軽く踏み込んだ瞬間。 ガソリン車ではありえない、背中を蹴飛ばされるようなシームレスな加速。一瞬で静寂の中に時速100キロの世界が広がる。深夜、V2Hで家の電気を車から賄い、電気代の請求書が安くなっているのを見た時の、あの「勝った」という感覚。
不便だ。充電インフラはまだ足りないし、冬はハラハラする。 でも、一度この「滑らかな未来」を知ってしまうと、もうガタガタ震えるガソリンエンジンには戻れない自分もいる。 俺は「時代の先駆者」なのか、それとも「高い授業料を払った情弱」なのか。 その答えは、あと5年後のリセールバリューが出るまで、誰にもわからない。

本音をぶつけろ!
コメント一覧 (6件)
日本にはまだ早いのか?w
電気自動車だからって叩くやつは哀れすぎる
車にそこまでこだわりがないなら電気自動車にしたほうが絶対いい
快適なんだがリセール悪いし家以外での充電まだ不便ですぐ買い換えた。やっぱまだガソリン車だわ
ガソリンスタンドに行く手間がゼロで、自宅充電はスマホを充電してる感覚。
あの滑らかで異次元の加速を知ると、もうエンジン車には戻れない。
航続距離の不安と充電時間の無駄。冬場は電費が最悪だし、数年後の電池劣化で資産価値はゼロ。環境負荷も製造時を考えれば疑問。結局は補助金ありきの不便なガジェット。エンジン音のない車に情緒など皆無