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「おめでとうございます!」 ディーラーからの電話で、俺はガッツポーズをした。凄まじい倍率の抽選を勝ち抜き、手に入れたランクル250。丸目のクラシックな顔つきと無骨なボディ。納車日、俺は間違いなく「道路の王様」になった気分だった。
だが、その全能感は日常のリアルに容赦なく削られていく。
まずは「サイズと燃費」の洗礼だ。全幅1,980mmの巨体は駐車場を選ぶし、妻には「デカすぎて運転できない」と鍵を突き返された。おまけに2.7Lガソリンモデルの燃費は街乗りでリッター6km台。旧型エンジンの使い回しなのに総額700万超えという価格には、ネットでも「ボッタクリ」と冷ややかな声が多い。3列目シートも大人はまともに座れず、荷室の邪魔になるだけだ。
実用車ゆえの「内装のプラスチック感」には少しだけため息が出た。流行りのキャンプ場に乗って行けば、泥一つないピカピカの車体を見て「どうせすぐ転売するエセキャンパーだろ」という、周囲のやっかみを含んだ視線がチクチクと刺さる
さらに精神を削るのが「盗難の恐怖」。高額なセキュリティとハンドルロックをしても、夜中に外で物音がするだけで飛び起きてしまう。
「本当に手のかかる車だな……」 休日の朝、ぼやきながら運転席に乗り込む。
しかし、エンジンをかけて走り出すと、その不満は一瞬で吹き飛ぶ。 今回から採用された電動パワステ(EPS)のおかげで、この巨体からは信じられないほどハンドルが軽く、街乗りも驚くほどしなやかで快適なのだ。窓枠が低く設計されているため見切りも抜群に良く、見下ろすような視界はまさに特等席。
さらに、ゴツいATタイヤを履かせ、自分好みにカスタムしていく「大人のプラモデル」としての楽しさは、他のSUVでは絶対に味わえない。
泥道を走らなくたっていい。燃費が悪くても構わない。 この圧倒的な安心感と、唯一無二のシルエットで街を流す優越感。これを知ってしまったら、もう便利でエコなだけの優等生には戻れない。ランクル250は、最高に不器用で、最高に愛すべき相棒なんだ。

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コメント一覧 (4件)
結局、中身はプラドでしょ?名前変えて高くしただけ。
剛性が高い。
プラドに比べてソノ分脚が良く動く。
多少波打った整地だと乗員の目線がプラドに比べほぼ上下しないなど走りは非常に滑らか。一般道を流していても全く別物。
角目が安っぽくね?結局はプラドの延長なのに、名前と価格だけ立派になりすぎ。
原点回帰を盾にしたケチケチコストカット。
プラスチック感丸出しの安っぽい内装で、しかもこの質感で500万超え〜700万台の殿様商売。
“まだ”300のほうがいい。