どちらかに投票してコメントを書こう!
押してコメント欄へひとっ飛び
↓
「それ、フェラーリ?」 隣の車線の若者が、羨望とも冷やかしとも取れない視線を送ってくる。 俺の相棒は、クラウンスポーツ。伝統の「おじさんセダン」を脱ぎ捨てた、情熱的な赤いSUVだ。
正直、一目惚れだった。このエロい曲線美、21インチの巨大なホイール。これまでのクラウンにはなかった「色気」がある。だが、手に入れてからというもの、俺の周りでは「本音」の集中砲火が止まらない。
実家に帰れば、歴代クラウンを乗り継いできた親父が顔をしかめる。 「……これは、クラウンじゃない。ただの派手なSUVだ。後ろの席も狭いし、ゴルフバッグすら積むのに苦労するじゃないか」
さらには、SNSの車好きコミュニティ。 「トヨタ製プロサングエ(笑)」「デザインはいいけど、中身はハリアーの着せ替えでしょ?」「タイヤ交換の時、1本10万コースだけど大丈夫?」
美しい。確かに美しい。
でも、その美しさと引き換えに、俺は「クラウン」という名の伝統と、SUVとしての「実用性」を捨てたのかもしれない。
バックミラーに映る自分の顔に問いかける。
「俺が買ったのは、最高のクラウンか? それとも、高価な『雰囲気』か?」
あなたの本音をコメントしよう

本音をぶつけろ!
コメント一覧 (1件)
伝統あるセダンとピュアスポーツの看板を、話題作りのために安易に掛け合わせないでほしい。ブランドの安売りでしかない