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深夜のサービスエリア。私の乗る70系カムリの後期型(WS)の隣に、友人が前期型のカムリを滑り込ませた。同じ「70系」でありながら、街灯の下に並んだ2台は、まるで正反対の性格を持つ兄弟のようだ。
「やっぱり前期の顔のほうが、高級セダンとしての『品格』があるよな」 友人が、横に広がる落ち着いたフロントグリルを撫でながら言う。 「お前の後期型は、ちょっとオラつきすぎだ。巨大なインテークに鋭いバンパー。あれじゃあ、まるで獲物を狙う猛獣じゃないか」
「そこがいいんじゃないか」 私は自分の後期型を見つめ返した。 「今の時代、セダンがSUVの群れを出し抜くには、これくらい『獰猛』でなきゃ生き残れないんだよ。それに中身も別物だぜ。後期型のデカいディスプレイと進化した安全センサーを知ったら、もう前期の少しアナログな感じには戻れない」
前期の「上品な余裕」か、後期の「開き直った牙」か。 全幅1,840mmという、日本の道路事情を鼻で笑うような「巨大な正解」でありながら、70系カムリはマイナーチェンジを境に、全く異なる二つの顔を持つことになった。
「でもさ」と友人が笑う。 「どっちにしても、燃費はリッター20キロ超えで、後部座席はリムジン並みに広い。このバカデカい車体を無駄に転がす優越感だけは、前期も後期も変わらないよな」
その通りだ。ハイブリッドの不気味なほどの静寂と、路面に吸い付くようなコーナリング。この「完璧すぎる怪物」を前にすると、もはや他人の評価などどうでもよくなる。
さて、この記事を読んでいる皆さんに聞きたい。 セダンとしての伝統と落ち着きを残した「前期型」。 すべてをねじ伏せるような獰猛さと最新装備を備えた「後期型」。 あなたが惹かれるのはどちらの顔だろうか? それとも、「70系ならどっちも最高だ!」という全肯定派だろうか?
ぜひ、コメント欄であなたの熱い「カムリ愛」を教えてほしい。

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コメント一覧 (1件)
カムリは乗りたいと思わないなー。セダン特有の落ち着きよりも、派手で攻撃的なフロントマスクが目立ちすぎると感じるし。まあそれも良さなんだろうけど